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圧縮比20対1、回らなかった自作エンジン
30年近くも前の話です。マレッジマラソン向けに圧縮比20対1を目指したガソリンエンジン作りにチャレンジしました。燃焼効率を大幅に上げて飛躍的な燃費の改善を目指しました。給排気のカムにインジェクションのカムを付けたカムシャフトを作り、写真のエンジンを自作し実験を繰り返しました。
この自作エンジンは、ピストンが上死点で燃料噴射をすることにより仮想着火に対応した、ディーゼルエンジン構造のガソリンエンジンといえるものでした。大手メーカーがしないことが自分にできるわけがないと思いながらも、一方で反骨精神が原動力になり元気も出たものです。
結局回ることはありませんでしたが、何にでもチャレンジするこの精神は、私の糧になったはずです。言い訳になりますが、ちょっと時代に先行しすぎたようです。
ところで自動車の省エネについて一言。
現在の取り組みにはちょっと疑問を感じます。一番の省エネは空気抵抗を減らすことです。重量税よりも空気抵抗税を考えた方が良いのではないでしょうか。
※マレッジマラソンについては、下記コラムをご参照ください。

「切る」をよくよく考えてみました
私たちの仕事の多くは、鉄を「切る」「削る」に関わる部分です。 一般の方は、あまり考えたことはないと思いますが、「切る」と言っても2種類あるのではないかと思われます。それは、『裂く』『潰す』の両方の行為が、すなわち「切る」と言う事 です。 例えば、豆腐を包丁で切るのは、ほとんどが、『潰す』です。しかしマキを割るのは、最初は、『潰す』ですが、その後殆どは、『裂く』と言う事になります。他にも、手で枝を折る・・・『裂く』紙を切る・・・ハサミなら『潰す』、手で切ると『裂く』ノコで木を切る・・・『裂く』『潰す』の連続 では、われわれが行っている鉄の加工はどうかというと、ほとんどの場合『裂く』だと思います。切削工具でも先端はあまり傷まないことをご存じでしょうか。

そもそも社長はモノづくり(開発)にハマッテいます
子供の頃から様々なモノづくりに手を染めてきました。高校生のときは、手作りの模型飛行機を使った旭川横断競技大会(山陽新聞社・岡山県航空協会主催)で見事2年連続優勝。工夫すること、目的をもつこと、そして達成する喜びを体験。また、1981年よりマイレッジマラソンにチャレンジ。これは、1リットルで何キロ走れるかを競うもの(約350〜400Km位走っていた)。カーボンファイバーフレームの型からエンジンまでほとんどを社長自身が製作・運転しました。鈴鹿サーキットで行われていたこの大会に7回出場して完走3回、技術賞2回獲得となかなかの成績でした。限界に チャレンジするこの姿勢は、今も息づいています。

当時センセーションを巻き起こしたシルバーウエッジ。
約30年前であったが、CFPR(カーボンファイバー)を使って製作していた。